いっつも真夏のマニラですが、自転車が走っています。
当たり前といえば当たり前ですが、レジャーユースというよりも、生活の一部として使われることが大半の自転車。モータリゼーションの波に押されて、バイクに置き換わってきたようです。
シンガポールを除く、ほぼどこでも起こっている路上のカオスはこちらも例に漏れず、よく当たらないもんだと感心します。ルールが徹底されていない分、お互いの心の読みあい、間の計り方、すばらしいです。日本はルールありきで、個々の判断をする必要性が減っている代わりに、ルールがすべて、また私がルールだと言わんばかりに暴走する車、自転車も見かけますが、どっちがいいんでしょうかねー。
・ルールは大切。でもルールを守るために走っているのか、走るための安全策の1つとしてルールがあるのか。
ま、どちらが相対的に安全かというと、日本でしょうけど。
車道についても自転車をあおるような行為、幅寄せするような行為は、あまり見かけられません。あまりに非道いとクラクションは鳴らされますが…。日本では危険に感じるこれらの行為も、ルールの暗黒面のような気がします。「車道は自動車優先だろ?」という激しい思い込み、でしょうか。もちろん、自分が運転していると、邪魔に感じはしますが、自転車を乗り始めると、やさしく見る目が生まれるのは不思議なこと。つまり、相手を思いやるという考えが必要なんでしょう。
では、マニラはほとんどの人が相手を思いやっているのか、というと、たぶんそうではありません。単にルールの概念が薄い状況で、いかに交通事故にならないようにするか、という極めて現実的な思いからだと思います。
そんな、カオスなマニラ、でも自転車は元気に走っています。
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